Corchimを1年くらい使ってみての感想あれこれ
1年使いこんでみてどう思ったか。
結論から話すととてもよい。
正直不満点も結構無理やり捻り出してるくらいには、とてもよいボードだと思う。
Corchim
https://kbd.arashike.com/corchim
Corchimは、あらしけさん が生産、販売したCorne v3のケースで、
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フルアルミのケース
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4度のテント角
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(Corne basedなので、)分割可能
なケース。
過去にimkcorneとかも買っていたけど、そのときとは全く違うモチベーションで使っている。
自分は諸事情あって、Commision Anodized(ライムぽい色)を1台と、Rawの1台を持っている。
Title: :pizza:
— LaPh (@R0u9h) May 19, 2024
Keyboard: Corchim Raw Edition & Custom Color
Switch: ❌
Keycap: ❌#KEEB_PD #KEEB_PD_R198 #自作キーボード pic.twitter.com/WmQrYoDtg9
Corchim Raw Edtion
https://keydb.l4ph.moe/keyboard/corchim-raw/
基本はこちらがメインがち。リモートなので、だいたいこっちを触っている。
中身は、
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Switch: MX Black(Spring only 107 lube / TX 62g mid 15mm)
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Keycaps: Hammerworks CRP Tulip
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Plate: Alu
1週間のうちの30時間くらいはこれを使っているので、MX BlackがかなりBrake inしてきて、ルブしてないのにかなりなめらかになっている。
F1-8X 722 Rawと合わせて撮る写真がとても好き。
Corchim Commision Anodized
https://keydb.l4ph.moe/keyboard/corchim-lime/
ライムぽい色のほうのは、
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Switch: Yok x BSUN Mint Panda
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Plate: Polished SS Plate
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No weight
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Keycaps: LeleLab Supsup Colombian Green Emerald
みたいな組み合わせで使っている。
週1で出社しているので、持ち運び用みたいな感じで使っている。ウェイト外してるのもあって、元より軽めで、持ち出しやすい。
ウェイトつけてないのは、どうもケース底面のほうが削られすぎてしまっているのか、浮いてしまうから。
でも外してデスクマットとかなしに机の上で叩くと、直で机に音が行って、治安が悪いくらいに大きい音になるので大好きだ。
半年以上使ってみて。
Corne自体の感想から
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以前(IMK Corne)まで完全に持ち腐れになっていたが、最近はだいぶ慣れてうつことができるようになった。
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col stagの苦手さはいまも抜けていない
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打ちミスがまぁまぁ目立つ(それでもMonkeytypeで50WPM前後は安定したので、実用には問題ないはず)
次、Corchimについて。
いいところ
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正直普通の自作キーボード界隈では得られないデザインと重量感の満足感
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4度のテント角が自然になじむ。Type-Kが欲しくなってしまうくらいにはテントにハマってる(でもマウントが嫌だ)
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Corneを所持していても無駄にならない。
- オープンソースのエコシステムとかそんなのを若干感じる。
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裏面のウェイトがよい。(シンプルなのに分かりやすい。)
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他いろいろある。(長くなりそうなので以下略)
気になるところ
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Muted気味なボードで、フォーム全部抜いても音が吸収されてる印象
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カラーによってビルド時につかうネジが違う
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Corne v3の構造に依存するので、Pro Micro周りでかなり面倒がつきまとう。
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Type-Cのコネクタ部がかなりシビアで、ケースに干渉しやすいので、使えるケーブルがまぁまぁ限られる。(これが一番気になっているところ)
まとめ
不満がないと言ったらウソになるけど、それ以上の満足感で満たされるので、買って全く損はなかった。
v4も作る予定らしいので、楽しみに待っています。
あと、3.8mmのサンドイッチマウントケースにするためのプレートを作っていたけど、自分のセンスがなさすぎて断念した。
Dolice買って、自宅で(仕事ではない)キーボードとして使ってるけど、サウンドが理想のボードなので、サンドイッチマウントに謎の理想を抱いている。
以上!!!
追記: そのうちCorchim Rawのほうの動画も撮ります。